ImpactSystems(インパクトシステム)

OPアンプ・アンプ基板の製作

MUSES8920基板

ステレオ片チャンネル分のアンプ基板です。オペアンプ(OPアンプ)にはMUSES8920を使用しています。JFET入力タイプのOPアンプです。

回路

MUSES8920基板回路図

回路図は2E24ハイブリッドアンプを想定して描いています。その為その電圧増幅段を抜き出したような回路図になっています。
回路図ではMUSES01となっていますが、実際に使用したのはMUSES8920です。予算ができれば差し替えてみたいと思います。
初段はOPアンプの負帰還とオーバーオールの負帰還の加算回路(減算回路)です。定数は特に考えていません。2E24アンプからのコピーです。オーバーオールは出力スピーカからの帰還回路です。
次段はMUSES8920の残り半分によるバッファ回路です。これは反転回路です。ヘッドホンを接続する時はこの後に直結すれば良いので、非反転回路に変更しなければなりません。ジャンパー抵抗による兼用回路にしておけば良かったのですが、基板にパターンカットが生じてしまいました。写真には写っていませんが、表と裏の2箇所にパターンカットがあります。裏には1箇所ジャンパーがあります。
回路図には電源入力部分に電解コンデンサがあるのですが、実際には実装していません。電子ボリューム基板から電圧は来るのでこれ以上は必要ないとの判断です。むしろ電源OFFの時に、ポップノイズの観点から、早く速やかに、両極性同じように電圧降下させたいところです。

MUSES03基板

MUSES03基板

実はMUSES72320,01,03の3種類を、共取りで基板を作成しています。が、MUSES03は高いので今回はパスしました。電子ボリュームの一連のプロジェクトが固まってから検討したいと思います。

MUSES03基板回路図

回路図は先のMUSES01と同じです。デバイスが異なるだけです。