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KMQ60の聞き比べ
懲りもせずまたまたKMQ60をレストアしました。配線材は銀メッキ撚り線を使って音質向上を狙いました。しかも2台ほぼ同じ状態で配線し、出力トランスを違う物に変えて聞き比べをしました。ひとつはLUX純正のOY-15-5Kですし、もう一つは橋本トランスのHW-40-5です。
軍配は低音が良く出ていた橋本トランスでした。新品と素性の解らない中古を比べての結果なので絶対ではありませんが。
OY-15-5Kでの配線の様子
こちらはOY-15-5Kです。固定バイアスはFET方式でA3600の時とほぼ同じ基板になります。カップリングはオレンジドロップに統一しました。
HW-40-5での配線の様子
こちらはHW-40-5です。残念ながら銘盤がラグポストに邪魔されて取付け出来ませんでした。このシャーシは4隅に補強がしてありました。トランスはこのセットの物はピン配置が異なっていたので同じ配置の中古LUXと交換しました。
OY-15-5Kでの外観
外観は普通のKMQ-60です。
HW-40-5での外観
HW-40-5はOY-15-5Kよりも少し背が高く、ボンネットは使用できなくなります。